2005年10月12日

蝉しぐれ

今日、朝第1回目の上映になんとか間に合い、
蝉しぐれ」を見てまいりました!

原作はコチラ↓
蝉しぐれ
蝉しぐれ


以前にも一度、NHKドラマ版の蝉しぐれの話題をちょっと書いたことあったのですが
今回の映画もひそかに楽しみにしていました。
原作、とーーーーってもいいんですよ。


で、今回も感想など。


一応ネタバレありになってしまうので追記です。



*********************


長い間(10年!)ロケ地など探して回ったり、セットも作ってから1年間雨風に当てて
雰囲気を出していたりということで、さすがの美しさとリアルさでした。


物語の合間には季節と時間の移り変わりを、見事にきれいな四季の映像で表現してました。
桜、夏の風、稲穂、そして厳しい冬。(舞台の海坂藩は山形県鶴岡市がモデル)
黒土監督のこだわりが随所に見られます。



そしてキャストは、主人公の市川染五郎さん、木村佳乃さんをはじめ、
いい役者さん達が揃っていたなぁ、と感じました。
子役の文四郎とおふく役の二人も、とても良かった。


市川さんはなんとなーく色白でひ弱っぽいイメージがあって(私の中で)
文四郎・・・どうなんだろ?って思っていたのですが
心配ご無用、充分に凛々しく、そして誠実な文四郎でした。


そして、特に良かったのは木村佳乃さん。
こちらも私が予想した以上の、とーーーっても素敵なおふくでした。
この魅力に、何故今まで気付かなかったんだろう、私、って感じで。
最後のシーンのおふくの涙が忘れられません。



ところどころ突っ込みたくなるような?ところもありましたし、
(原田美枝子さんのピアスホールが見えちゃったし…)
カットされた剣術の話の部分なども多く、
原作を読んでいない方にはちょっとナンジャ今の?みたいなところはあるかもしれませんが
全体的な流れとしては蝉しぐれファンの私には充分、十二分に楽しめるものでした。
あの長い話を、よくここまできれいに筋を残して削ぎ落としてくれたな〜、と。



昔、思いあっていてもなかなか添い遂げることのできなかった時代。
ぐっと想いを心の中に秘めていた時代。


「文四郎さんの御子が私の子で、私の子供が文四郎さんの御子であるような道は
 なかったのでしょうか」


最後のシーン。おふくの大きな目からこぼれ落ちる涙。
もう涙でスクリーンが・・・(T-T)



「20年、人を想いつづけたことはありますか。」



映画も原作も。是非オススメです。(^-^)
posted by さくら。 at 22:16 | 宮城 ☀ | Comment(5) | TrackBack(14) | 映画・TV・舞台
この記事へのコメント
はじめましてこの度はトラックバックをありがとうございました。「蝉しぐれ」素晴らしい物語でした。私は藤沢周平の原作を2回読んだ上で映画を見た次第です。本を読んで頭の中に描いた情景と映像とがオーバーラップして素晴らしい感動として記憶に残りました。我々日本人が忘れかけている情景と人と人との関わりあいを思い出させてくれました。よかったですね。
 早起き鳥もトラックバックさせてもらいました。
Posted by 早起き鳥 at 2005年10月13日 08:53
えー。気になりますねーっ。
でもまずは小説からかな。
給料日になったら買おうかな♪
Posted by まき at 2005年10月13日 13:46
*早起き鳥さま*
いらっしゃいませ!TBにコメントまでいただいて
どうもありがとうございます!(^-^)

私は、原作を最後に読んだのは数ヶ月前。
直前に読むとどうしても原作と比較してしまいそうで、
それに対して映画は・・・みたいな目でみてしまいそうだったので、少し忘れかけくらいでやっぱりちょうどでした。(笑)

ほんとにステキな映画でしたね〜。今日も思い出しては余韻に浸っていました。(笑)


*まきちゃん*

小説は貸せるよー!
あ。でも貸せるくらいキレイかな・・・(ドキドキ)
Posted by さくら。 at 2005年10月13日 22:51
では、貸していただいちゃおうかなー^^
Posted by まき at 2005年10月14日 15:41
はいはいサー!
Posted by さくら。 at 2005年10月17日 09:55
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